レーザー脱毛に種類はあるの?

ここでは、レーザー脱毛を受ける際に知っておきたいレーザー脱毛の種類について紹介。それぞれの特徴についても確認します。

医療レーザー脱毛を行うための機器は、たくさん種類があります。医療レーザー脱毛を検討している場合には、それぞれの機器の特徴をつかんでおくことが大切です。自分の身体に対して行うことですから、自らで知識を蓄えておくことも後悔しない施術を受けるためには重要なポイントです。医師任せにせず、自身でも医療レーザー脱毛を勉強しておくつもりでチェックしてみてくださいね。

機器の種類によって違うレーザー脱毛のチカラ

レーザー脱毛は美肌の第一歩。それだけに、レーザー脱毛を受けたいと考える女性は多いのですが、その種類や特徴について知っている女性は少ないのが現状です。特に初心者の場合、予想していた施術と違い不満につながることもあるので、あらかじめ予習をして自分に合ったレーザー脱毛を選べるようにすることが大切です。

レーザー脱毛は大きく分けて3つあります。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトと呼ばれる宝石を使って脱毛を行います。755nmという波長のレーザーを照射することで、脱毛に効果が期待できるほか、シミや治りにくいニキビに対して活用される場合もあります。レーザーと一緒に空冷ガスを出すため、バチっという音が出て痛みも強いため、施術を受ける側にとっては快適とは言い難いこともあります。

また、このレーザーの1つの種類である「ジェントルレーズ」については、広い範囲の照射には適していない面もあり、レーザー機器自体がオーバーヒートを起こしてしまうことがあります。ジェントルレーズは、ロングパルスアレキサンドライトレーザーを使って施術を行います。

ただし、冷却効果には優位性があるといわれており、皮膚メラニンを多く含む東洋人に適した種類であるとされています。

また、照射範囲が広いこともアレキサンドライトレーザーの特筆すべき点です。照射範囲が広いと、照射時間が短くて済みます。さらに、レーザー照射の際にはゼリーを使わなくていいので、その点も施術時間を短縮することにつながるでしょう。

それから、アレキサンドライトレーザーの大きな特徴として「中空照射」ができるということもメリットです。この中空照射とは、身体に触れることなくレーザーの照射ができることを指す言葉です。また、美を追求する女性にとって嬉しいのが、アレキサンドライトレーザーを肌に照射することで、コラーゲンの産生を促す効果が期待できるということです。ムダ毛を減らすだけでなく、美しい肌を作ることができるというプラスアルファの作用があるのは、この脱毛機器ならではといえるでしょう。

アレキサンドライトレーザーには大きく分けて3種類あります。「Qスイッチ」「ロングパルス」、そして「ノーマルパルス」です。

ダイオードレーザー

アレキサンドライトレーザーよりもはるかに痛みが少なく、毛を剃ったままでも使用できるため人気が高まっている種類です。

レーザー照射した近赤外線が毛根に作用し、高熱を出すことによって脱毛していきます。脱毛は肌に機器を接触させて行いますが施術中は冷却も同時に行われていますので、照射時に高熱になったとしても問題はありません。照射口も耐熱仕様になっています。ジェルを使って施術を行いますので、ジェルを身体に塗る時は、ひんやりするでしょう。また、メイクは施術当日から行うことが可能です。

ダイオードレーザーの中には、「ライトシェア・デュエット」という名の機器があるのですが、これで脱毛を行う場合は、照射範囲が広く、機器自体に冷却機能が実装されていますのでジェルを使わなくても脱毛を行うことができます。機器の照射口が大きいこともあり、施術にかける時間が大幅に短縮できる仕様となっています。

四角形の範囲に渡って照射するため広範囲を脱毛でき、また、産毛の脱毛も可能です。

ダイオードレーザーのメリットは、個々で差がある肌質に対応しやすいという点です。例えば、乾燥肌の方などに対しては、ジェルを塗りながら行うことができる、このダイオードレーザーの施術が合っているという場合もあります。また、出力設定を変えることで太い毛だけでなく、細い毛に対しても作用しますので、よりきめ細かい脱毛を行うことが可能になるでしょう。

ロングパルスヤグレーザー

肌の色を選ばない種類として知られています。ダイオードレーザーよりも波長が長く、より古い歴史をもっています。

波長が長いことで肌の奥まで届きやすいという特徴があるので、先にご紹介した2種類の機器に比べて肌の色への対応範囲が広いというメリットがあります。そのため、日焼けをして色が黒めの方や、もともとの肌が黒い方も脱毛が可能です。

他の機器だとメラニンが多い肌への施術には、やけどなどのトラブルが発生する可能性が高くなりますがロングパルスヤグレーザーはその点において優れています。太い毛にも対応可能な機器ですので、女性の脱毛の他にも、脱毛しにくいといわれている男性のひげにも効果が期待できます。

やけどなどのトラブルが非常に少ない反面、加熱効率も落ちるため脱毛効果が他よりもやや劣る点がデメリットです。

また、広範囲の照射には不向きという点や、人によっては痛みを感じやすいといった点があります。

上記が、医療レーザー脱毛で用いられる主となる3つの機器です。ただし、先に少しだけご紹介した「ジェントルレーズ」や「ライトシェア・デュエット」のように、これら3種類の機器の他にも医療レーザー脱毛に用いる機器はあります。

ここでは、医療レーザー脱毛に用いる機器について、もっと深く探っていきます。

メディオスターNeXT

痛みが少なく、施術時間も短い脱毛レーザーの機器として「メディオスターNeXT PRO」というものが近年注目を集めています。

メディオスターNeXT PROは、毛を作るバルジ発毛因子細胞に対して反応し、脱毛を行います。施術によって毛が焦げたり、皮膚に赤みが発生したりするというトラブルの発生や、やけどのリスクがあまりないという点がメリットです。

また、痛みを感じにくいのには、効果の高い冷却装置を備えていることが関係しています。810nmと940nmという2種類のダイオードレーザーを照射します。2種類のレーザーを同時に照射することによって、より脱毛効果を高めることになります。

ジェントルヤグ

「ジェントルヤグ」という機器は、その名の通り、ヤグレーザーを用いた脱毛レーザー機器です。

この機器の特筆すべき点は、なんといってもその冷却機能です。その温度は-26度にもなります。また、ヤグレーザーと同様に、肌色への対応範囲が広く、波長が長いという特徴もあります。ヤグレーザーをレベルアップさせたような機器といっても過言ではないでしょう。

ジェントルレーズ

では最後に、先ほど少しだけ機器の特徴に触れた「ジェントルレーズ」についてもう少し詳しく説明していきたいと思います。

こちらの機器には「ジェントルレーズプロ」という機種があります。厚生労働省の認可を受けている機器で、冷却ガスを用いることで肌になるべく負担をかけずに脱毛が行えるように配慮されています。

また、医療機関しか使用することができない機器です。最大24mmという大口径で施術が行えるため、照射スピードが早いという特徴もあります。755nmという波長のアレクサンドライトレーザーを使用しています。

さらに、出力設定を調整することにより、施術後のダウンタイムがほとんどなく、日常生活への負担も少ないものになることが予想できます。


痛みや効果も一長一短で、どれかベストかというよりも、自分の肌質と目的に合わせて種類を選ぶことが大切です。どのレーザーを選んだとしても、より高い脱毛効果を得るためには数回通って施術を受けることが一般的です。

自分自身でどの種類のレーザーが合っているかを判断することはなかなか難しいですので、医療レーザー脱毛を検討している場合には、信頼できるクリニックで医師にしっかり肌の状態を診てもらったうえで決めてもらうようにすることをおすすめします。

また、脱毛に使う機器は、それぞれで特徴が違ってきます。医療レーザー脱毛を行う際には、医師やクリニックのスタッフ任せにするだけでなく、自分が施術を受ける機器についてよく知っておくことも重要です。分からないことや疑問点などがあれば、事前に医師に質問したりしてよく説明を受けておくようにしましょう。

一度だけで終わらせようとするのではなく、数回に渡って施術を受けることをふまえ、自分が受けられると思う方法のレーザーを選びたいところです。

参考:
聖心美容クリニック
山手皮フ科クリニック
ファミリークリニック美容皮膚科